あなたは「絵本セラピー」という言葉を耳にしたことがありますか?
絵本セラピーとは、絵本や絵本の読み聞かせを通して子どもだけでなく大人にも様々な気付きや心の癒しを与えてくれる心理セラピーの一種です。
絵本セラピーは今、特に大人に向けてぜひ受けてもらいたいセラピーとしてとても注目されています。
大人になれば、もちろん本は一人で読めますよね。
一人で文字を追うという作業は理性的に本を読むことであり感情に訴えるには時間がかかると言われています。
しかし、誰かに絵本を読んでもらうということは、自分で文字を追わなくて良い分絵本の中の「絵」に集中することができるので、一人で読む時とは違う感情や気付きが与えられるのです。
そういう点から見ても、絵本というのは心に栄養を与える最善のものだと考えられています。
そこでここでは、子どもだけでなく大人にもぜひ読んでもらいたいオススメ絵本をご紹介していきます。
・「こねこのぴっち」…ハンス・フィッシャー作・絵、石井桃子訳
こねこのぴっちは、兄弟ねこの中でも一番好奇心旺盛なこねこ。
今の環境に満足できず、外の世界に出かけていきますが、怖い思いをして心の病気になってしまいます。
その姿はまるで自分探しの旅に出かける現代の若者の姿を投影しているようです。
今の自分を認めるということの大切さに気付かせてくれる、そんな優しい絵本です。
・「ちいさいおうち」…バージニア・リー・バートン作、石井桃子訳
1942年にアメリカで発行されて以来、日本でも長く愛されている不朽の名作「ちいさいおうち」。
ちいさいおうちが建てられていた自然豊かな場所は、月日が経つにつれて都会化しすっかり変わってしまいます。
そんな、環境保全にも警鐘をならす素晴らしい絵本です。
ここで紹介した絵本の他にも、あなたにこそ読んでいただきたい絵本がたくさんあります。
あなたもぜひ、この機会に自分にとって大切な一冊を見つけてみませんか?